弁護士が事件に着手するときに、まずやるのが
依頼者からの聞き取り調査です。
依頼者から事件の概要や問題のポイントを聞いて
個々の事件に応じた解決策を考えるのです。
この聞き取りの段階で重要なのは、まず、法律問題上
重要な事実をもれなく抽出することです。
もし、ヒアリングの段階で法律構成に重要な事実を
見逃してしまうと、後々問題になりかねません。
なので、最初の段階で細かくヒアリングして
事件の概要を正確に明示し、解決までの見通しを
早い段階で立てておく必要があるのです。
しかしながら、弁護士のヒアリングには
別の意味合いも含まれています。
何かというと、それは、カウンセリングとしての意味合いです。
被害者は、法律的な問題を解決して欲しいという欲求は
もちろんありますが、それに加えて、自分の感情を
相手にわかった欲しいという感情を抱えています。
なので、弁護士としては、事務的に事案を聞き取るだけでなく、
依頼者が抱えている不安や悩みに共感するようなヒアリング
を行わなければいけないのです。
そうすることによって、依頼者は、自分の話をきちんと
聞いてもらえたという満足感を持つことができます。
なので、弁護士には、法律のプロとしての側面と、
カウンセラーとしての側面が求められるのです。
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