弁護士に依頼することの良い点としては、
損害賠償額が上がるという点があります。
例えば交通事故を例にとってみましょう。
交通事故が起こった場合、保険会社から金額が払われます。
この時に保険会社が提示してくる金額は、
会社内の基準に則って計算されます。
しかし、提示される金額は、往々にして低いのです。
交通事故において支払われる金額の内訳には
治療費、休業損害、逸失利益、後遺障害などの
項目がありますが、各項目の金額は、認定内容に
大きく左右されてしまいます。
例えば、保険会社が後遺障害の12級と認定したとします。
このような場合に弁護士に頼むと、そもそもの認定が
12級以上になる可能性があるのです。
なぜこのようなことが起こるかというと、保険会社と
弁護士の基準が全く別物だからです。
つまり、弁護士が介入することによって初めて
より大きな損害賠償額が払われる可能性が発生するのです。
このように弁護士が介入することによって、損害賠償額が
上がるというケースは珍しくありません。
その意味で損害賠償額が大きくなりそうな事件の場合、
自分たちだけで解決を図るよりも弁護士を入れたほうが
結果として、得られる利益が大きくなるのです。
このことは覚えておいた方が良いでしょう。